緊急事態宣言が続いていて、まだまだ自由に旅行に行けない日々が続きますね。
こんな時こそ、旅行にまつわるエッセイで旅気分を味わいませんか?
今回は、私のお気に入り「旅文庫」5選をご紹介します☺︎
おすすめ旅文庫5選
深夜特急(沢木耕太郎)
言わずと知れたバックパッカーのバイブル。
沢木耕太郎さんが、「デリーからロンドンまでを陸路で行く」道のりを描く紀行小説です。
6冊に及ぶ長編小説ですが、沢木さんが現地で見た情景が美しく、生き生きと描写されており、まるで自分も長い旅をしたような気分に…。
場所はいつも旅先だった(松浦弥太郎)
暮らしの手帖の編集長で知られる松浦弥太郎さんの短編エッセイ集。松浦さんが若い頃に過ごしたニューヨーク・ロサンゼルスでの日々が綴られています。
「暮らすように旅する」と言うフレーズがぴったりな飾らない旅先での日々の描写が、とっても心地の良く、引き込まれるエッセイ。
いつも旅のなか(角田光代)
「愛がなんだ」「八日目の蝉」などで知られる人気小説家の角田光代さんのエッセイ集。
角田さんの人柄が出た作品で、旅先でのエピソードがとにかく面白い!
気取った所がなく、まるで仲のいい友達と一緒に世界を旅をしているような気分に浸ることができる作品です。
他にも旅のエピソードをまとめた文庫を出しており、角田ワールドに惹かれ全て読みたくなること間違い無しです。
旅行者の朝食(米原万里)
ロシア語通訳を務める筆者が、ロシアの食についてユーモアいっぱいに描くグルメ旅行記といった一冊。
外国の庶民の暮らしや驚きの食文化についてこれまで知らなかったことを知る感覚は、まさに海外旅行で現地の食文化を体験した感覚。
47都道府県女ひとりで行ってみよう(益田ミリ)
イラストレーター・エッセイストとして知られる益田さんが、30代の時に1ヶ月に1県と決めて訪れた旅の様子がまとまったエッセイ集。
自然体で等身大の益田さんの旅の様子に、ほっこりした気分になれること間違いなし。
気分転換にもおすすめな一冊です。
10年以上前の情報なので変わっていることも多いですが、国内のあまり知られていない観光スポットや名物が紹介されていて、自由に旅行に行けるようになったら行ってみたいところがたくさん見つかります。
まとめ
今回は、私のおすすめ「旅文庫」5選を紹介しました。
どれも旅行気分に浸って気分転換になること間違いなしです。皆さんもぜひ「旅文庫」でお出かけ気分を味わってみて下さい☺︎